2020年3月20日
ホリディスクールVol6 指揮法
2020年3月20日 鹿骨区民館ホール
講師 新田ユリ先生(日本シベリウス協会会長、愛知室内オーケストラ常任指揮者、アイノラ交響楽団正指揮者)
参加者の熱い要望にお応えし、新型コロナ対策(検温、マスク着用、2メートル以上離れて座るなど)を徹底して行いました。
講師の新田先生は大田原研修局長の高校時代オーケストラ部の先輩という間柄だそうです。
1、 始めに指揮についての基礎を学びました。
指揮者の役割で大切な事はテンポを示すこと。指揮の振り方では、“はねあげ”“たたき”“しゃくい”があること、拍子ごとの振り方、左手の表現について学びました。
自分の手をどう動かせば、相手にどんな風に見えるのかを考えること、自分の目に見える高さで行うこと、筋肉を鍛えるお話など引き込まれる内容でした。そして無駄な力を入れないために脱力の練習もしました。
2、 次は応用編です。
事前に指揮をする曲の楽譜が配られました。参加者の指揮の経験を考えてブルグミュラーの曲を指揮する人、「美しく青きドナウ」の人、「フィンランディア」を指揮する人がいます。1人ずつステージで指揮をやりました。その指揮に合わせて先生がピアノを弾いて下さり、曲が終わると良かった点や、アドバイスを言ってくださいます。何という贅沢な体験、と感じました!
3、そして最後に先生の指揮に合わせて全員で「フィンランディア賛歌」を演奏しました。
3時間の研修でしたが、体験あり、一人ずつへのコメントが勉強になり、とても内容の濃い時間となりました。参加者の皆さんは大変喜ばれ、次回も参加しますとの声をたくさん戴きました。指揮法の様子の動画2件もどうぞご覧ください。