グレード認定制度
日本ハーモニカ芸術協会では、つぎのように複音ハーモニカのグレード認定について定めています。
「初級、中級、上級、研究科」の認定
師範の先生による認定で、春季(2月頃)、秋季(10月頃)に年2回実施されます。
研究科の認定については当協会の会員であることが要件です。
「準師範、師範」の認定
当協会が年に1回実施する「公認指導員認定試験」に合格すること。
公認指導員認定試験は、演奏技能(課題曲・自由曲)および編曲試験からなり、試験問題は、会報「口琴藝術」夏号(6月下旬~7月上旬発行)に発表される。
準師範に限り、当協会が実施する「グレード認定楽典試験」に合格していれば編曲試験が免除される。
「大師範」の認定
企画運営会議の推薦を経て理事会で承認する。
公認指導員認定試験について
1.受験資格
準師範:研究科取得後に1年を経過していること。
師範:準師範取得後に2年を経過していること。
2.試験問題
準師範
- 演奏課題(課題曲および随意曲)
- 編曲課題
編曲課題については次に該当する場合、免除される。- 準師範グレード認定楽典試験に合格した者。
- 「グレード認定楽典・編曲技法講座」を受講し「終了認定証」を取得した者。
(本講座は過去3年間にわたり実施されたが、現在は①項の「準師範認定グレード認定楽典試験」に置き換わった。)
師範
- 演奏課題(課題曲および随意曲)
- 編曲課題
3.実施方法
- 毎年1回実施される。試験問題は会報「口琴藝術(夏号:7月初旬発行)」に発表される。
- 演奏改題については録音媒体(CD)に録音したものを、編曲については編曲楽譜を日本ハーモニカ芸術協会グレード局宛てに送付する(例年受付は1月中旬頃)。
- 審査結果は3月末に受験者に通知される。
4.受験費用
- 準師範:8,000円
- 師範:10,000円